売り方の巻
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最後に売り方である。せっかく駄菓子屋をやる以上楽しんでやるべし。
1,販売商品のカンペ、あんちょこ作るべし。
駄菓子を買ったことはあっても、売った経験のある人は少ないはず。仕入れた商品全ての値段を覚えられるものではない。販売する人から見やすい位置に、商品名と販売単価を書き出したあんちょこを何カ所か張っておくと混乱が少ない。
2,商品が見やすいように店造りすべし。
商品を雛壇のように階段状にならべるのが、一番見やすい。段ボール箱を使って作ればよい。また、単価別にならべると売り値が分かり易い。
3,販売の小物も忘れずに
スーパーバック(買い物袋)やお客さんが選ぶときに品物を入れておく籠(小さめの空箱を切って使えば充分)を用意しておくこと。もちろん、釣り銭用に小銭を用意しておくのも忘れずに。(朝1番のお客さんに1万円札を出されたときは困った・・)
4,駄菓子屋の雰囲気作りを忘れずに。
昔懐かしさを演出するために、「くじ付き駄菓子」やシャボン玉、水風船などの「駄玩具」を置くのも手かな。割烹着をきて「駄菓子屋のおばあちゃん」に成りきってみても楽しいかも。ピンクレディやキャンディーズなんてナツメロ?をBGMに使うと雰囲気出るかも。
5,販売係、補充係、金庫番を決めておくべし。
一日中売り子をやっていると、疲れてしまう。ローテーションを決めて置いて1〜2時間ごとに交代しよう。休憩用のいすも用意しておくとよい。商品補充は実は重要な仕事だ。山積みにしてあるとよく売れる物でも、数が少なくなるととたんに売れなくなる。お金の管理は、後でもめないためにも責任者を決めておこう。
6,学祭終了1〜2時間前になったら投げ売りだ。
学祭もメインイベントが終わると急に客足が途絶えてしまうものだ。あたりが薄暗くなってもまだ大量の売れ残りを抱えているようではだめ。まだ、客足が途絶える前に残りの商品を処分してしまった方が得策だ。袋詰め放題で500円ならあっと言う間に売り切れだ。
7,損をしないための「うらわざ」
駄菓子の販売は利益率が低い。「いくらお祭りだとはいえ、利益を出さなくとも赤字は最小限にしたい。」というなら販売価格の表示のない物(通称オープンプライス)を仕入れて高く売る。例えば標準売価20円のものを、15円で仕入れて30〜40円で売こともできる。お客さんは以外とひとつひとつの値段を気にしていない。「おたく、近所の店より10円高いわよ。」と怒鳴り込んでくるおばさんは学祭にはこないだろうし。(おばさん、見てたらごめんなさい。)
大きな声ではいえないけれど、大型ショッピングセンター、スーパーなどで場所を借りて売っている駄菓子屋さんは、多くがこの手を使っている。(なかには30円の物を80円で売っているのを見たことがある。)駒代の高いところでは致し方ないのかも。ただし、10円チロルチョコなど有名どころには、この手は使えない。販売する商品全体のせいぜい2〜3割にとどめておこう。いくらで売ることができるかは、諸君らの経営センスにかかっている。
8,消費税について
当然諸君らの仕入た駄菓子にも、消費税が加算される。しかし、諸君らは販売価格には消費税を外税で添加するのは好ましくない。
理由その1・・諸君らは受け取った消費税を税務署に納めることはしない。
理由その2・・販売の手間が大変煩雑になる。忙しいときに5%のやりとりをしているとパニックを起こす。
だいたい大蔵省のお役人は、駄菓子なんぞ頭の片隅にもない。(ついでに厚生省も)10円の駄菓子を買って消費税はどうするなんて考えたこともないだろう。しかし、中には良心的なメーカーさんもいて、3〜5%分をサービスとして入れてある駄菓子もある。メーカーさんに感謝!